寝起きの痛み ~腰痛編~

朝、起きた時に「腰が痛いなぁ」と感じる方いますよね?

 

原因としてあげられるのは、

①姿勢の悪い方

②寝具、寝相の悪い方

③内臓疲労の蓄積

④血流の悪さ

などがあげられます。

 

今回は『②寝具』についてお話しします。

※これは上記項目すべてに関連する為。

 

まず、

現在使っている寝具(敷布団、マットレス)はどれくらいの期間使用していますか?

敷布団は5年、マットレスは7年くらいが目安と思ってください。※物にもよります。

 

なぜかというと・・・

人が寝ている時の姿勢(仰向け)で最も荷重がかかる場所・・・お尻です。※次に肩甲骨。

そこからヘタッてきます。なので仰向けで寝ていても腰が落ち、くの字になってします。

その結果、腰の痛みとなります。

また、横向きでも腰が落ちるため軽減したとしても解消する事はありません。

※横向きは、下になる側が圧迫されるので、肩の痛み(40肩など)、腰の痛み(坐骨神経痛など)を引き起こすこともあります。

 

今・・・

もしかして!?・・・

と思った方は、バスタオルを二つ折りにして寝具の腰、お尻あたりに敷いて寝てみて下さい。

翌朝、痛みが軽減、解消、された方は、確実に寝具に原因があるので買い替え時ですね!!

 

 

では、

どんな物を買えばいいの?

私の【おすすめ①】は、

体圧分散できるものをおすすめします。

体圧分散とは・・・

仰向けで寝た際、お尻や肩甲骨に荷重がかかりやすいですが、これを身体全体にストレスなく分散させることです。

※横向きで寝た際には肩やお尻に荷重がかかりやすいですが、これも分散できます。

それにより、背骨も正しい曲線を描けるので、血流、寝相、姿勢、疲労解消へと繋がります。

 

【おすすめ②】は、

高反発なもの。

よく聞く、高反発や低反発って何?

そこで今回は二つを比べてお話しします。

 

高反発

 ・体圧分散できる

 ・寝がえりが打ちやすい

ー・寝ると硬く感じる方もいる

 

低反発

 ・体圧分散できる

 ・寝ると包まれるようで心地よい

ー・寝返りが打ちにくい

 

ーはデメリットです。

 

という感じです。

なんで二つとも体圧分散できるの?という疑問を持つ方もいるでしょう。

例として

高反発は、生け花などに使うけんざんをイメージしてください。一点で乗ると穴が開きますが、面で乗った際にはどうでしょう?穴は開きませんよね?これが体圧分散です。

 

低反発は、フカフカのソファーに座った際に包み込まれる感じなので分散されているイメージが付きやすいと思います。

 

 

じゃあどちらでもいいじゃん!?

という方もいるでしょう。

本来はお好みで良いと思います。

しかし、今回は腰痛という話です。

 

低反発は先程、「フカフカのソファーに座った際に包み込まれる感じ」とお話ししました。

これって、座っている時はいいのですが、立ち上がる時にどうでしょう?

筋力がないと立ちにくいですよね?

要は、立ち上がる際に力が入るという事です。

寝具に話を戻すと、寝返り時や立ち上がり時に筋肉を使うので痛めやすかったりする方もいます。

 

なので私は

「体圧分散できて、高反発なもの」をおすすめします!!!

 

余談です。

先日、患者様より「お値段以上、○トリ」はどうなの?

というご質問がありました。

一見、安く見えますが・・・私はおすすめしません。

なぜなら、あそこは「家具メーカー」であって「寝具メーカー」ではないからです。

やはり、寝具メーカーの方が、

お試しがあったり(使って満足いかなければ返品OK)

コスト抑えられ、ものもいいです。

価格も長い目で見れば断然安いです。

でも、決め手はやはり「専門店」なのでやはり寝具は寝具メーカーが良いと思います。

 

 

ぜひ、皆さんのご参考になればと思います

 

骨盤がゆがむ(かたまる)と動きが悪くなり、腰痛を引き起こしたり、肩こりまでも出ます。

他にも内臓機能の低下足の冷えパフォーマンス低下などにも繋がります。

一度、施術をうけて「自分の身体と向き合い、認識する」ということが大切です!

いつでも、ご相談お待ちしています!!