ストレッチは大きく分けて
静的ストレッチ(スタティック)
動的ストレッチ(ダイナミック)
の2種類があります。
この2つの特徴と意味合いです。
静的ストレッチ(スタティック)
主に練習後やお風呂上りなどにやる柔軟です。
じわ~と伸ばすように意識して下さい。
目安は、一つの筋肉につき30秒です。左右で1分。
なぜ、30秒?
筋肉は、もともと身体を守る働きがあります。
例えば・・・
誰かに叩かれそうな時、皆さんはどうしますか?両手を胸の前でグッと縮こまる体制になりませんか?
それって筋肉が、収縮(硬くなり)し、身体を守ろうとします。
なので、筋肉を伸ばそうとすると筋肉が『切れる動きが来た』と勘違いし収縮します。
そこで、深呼吸をしながらじわ~と伸ばしていると、筋肉が『な~んだ、切れる動きじゃないんだ!!』
と、認識し、緩み始めます。
それが、だいたい30秒かかるので、30秒以上が効果的です。
次に
動的ストレッチ(ダイナミック)
練習前や朝のラジオ体操などが当てはまります。
伸ばした姿勢からクックックと反動をつけてあげたりします。
この場合、静的ストレッチと同じ内容でもOK!
反動をつけるか、つけずにじわ~と伸ばすかの違いだと思ってください。
ラジオ体操やブラジル体操など動きながら行うのもこちらに入ります。
なぜ、反動をつけるの?
練習前や動く前に行う際には、『これからこんな動きをするからね~』と筋肉に教え、
刺激を入れてあげます。
そうすることで筋肉の準備が整い、ケガの予防やパフォーマンスUPに繋がります。
練習前に静的ストレッチはやらなくていいの??
近年の発表で運動前に静的ストレッチを行っても効果は変わらないと発表されました。
ですが、私の個人的な考えでは、
運動前は静的ストレッチ → 動的ストレッチ → 専門ストレッチがベストだと思います。
専門ストレッチとは?
それぞれの競技に特化したストレッチを言います。
簡単にいうと、例えばサッカー
下半身がメインになりますが、ボールを蹴る時やダッシュ、切り返しなどの時によく使う部位を中心に伸ばすことを言います。
これはストレッチだけでなく、トレーニングにも言える事です。
ストレッチの内容と意識
こんな間違えをしている方多いです。
○ストレッチと筋トレがゴッチャになっている。
○どこを伸ばすストレッチかわかってないでやっている。
○姿勢が崩れて効果が出ていない。
○柔軟性がある方に限って、効果のない強度のストレッチをやっている。
○同じ筋肉ばかり伸ばしている。
○相反する筋肉のストレッチをしていない。 など
せっかく、ストレッチをやっているのにもったいない方がとても多いです。
一度、見直す必要がありますね!!
わからない方は、お問い合わせ頂ければアドバイスします。
また、直接指導してほしい方はご連絡ください。
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